2 ; ヘンプの生地をつくる行程

ヘンプの繊維は、靭皮繊維といって茎の靭皮の内皮部分です。その硬質な繊維を柔らかく肌触りのよいファイバー状に加工し、それを撚って丈夫な糸を作り、その糸を縦と経に織り立て、生地を生産していきます。

品質の良い生地を生産するには、高い紡績技術が必要となります。

わたしたちが扱うのは、中国国内でオーガニック栽培した麻の繊維です。

・混打綿・

紡績工程の入り口として、まず圧縮梱包して輸送されてきた原料を混打綿機を使って解きほぐすと同時に、原料原綿に付着している葉かすや種子片、砂塵などのゴミを除去します。そして最後にシート状の「ラップ」にします。

固く丈夫な繊維をほぐし、ふわふわのファイバー状にする、大麻繊維の場合、その際よい繊維を作ろうとなると50%は固すぎたりという理由で使用できずロスとなります。

板状にした繊維に蒸気をあてる

ヘンプの繊維がとてもふわふわきめ細やかで安定した繊維状に変身しました

綿状にしたヘンプのシートを巻き取る

・梳綿・

混打綿工程を経て出来上がったシート状のラップを、カード(梳綿)機を用いてくしけずって繊維を1本1本に分離し平行に引き揃え、小さいゴミや短い繊維を取り除きます。残った長い繊維をある程度平行状態に揃え、集束し、紐状の「カード・スライバー」にします。

・練条行程・

上記の工程を経て出来上がったスライバーを、練条機を用いて複数本を合わせ、何倍にも引き伸ばしながら繊維を真っ直ぐにして太さのムラをなくします。

・粗紡・

練条スライバーから直接糸を作るには太すぎるため、粗紡機を用練条スライダーをさらに引き伸ばすと共に、ここで初めて“撚り”をかけて「粗糸」を巻き取ります。

・精紡・

粗紡工程で出来上がった粗糸をさらに引き伸ばし、所定の太さに細くし、撚りをかけて最終製品である糸をボビンに巻き取ります。

・捲糸・

ボビンに巻かれた糸を用途に応じて、円筒状のチーズや円錐状のコーンの形態に巻き返します。

・整経・

チーズ・コーンを整経機に仕掛けて、所要本数の整経ビームに規定長・規定糸本数を一定テンションで巻き取ります。織機に使う経糸を巻き付けています。

その織機の経糸巻きを蒸気で熱を加えて、繊維を整えていきます。(織物の経糸総本数となるように整経されたビームを何本も重ね合わせ、糊付け乾燥してビームに巻き取ります。)

・製織・

経糸準備を終えたビームを織機に仕掛け、以下の5つの主運動によって織物が織り上げられます。

  1. 開口運動 経糸を上下に広げて緯糸が入るようにします。

  2. 緯入れ運動 開口した経糸の間に緯糸を通します。

  3. 筬打ち運動 緯入れした緯糸を筬で糸と織物との境界まで押し込み、経糸と交差させます。

  4. 送り出し 奥のビームに巻かれた経糸を送出します。

  5. 巻き取り 織りあがった布を手前のクロスビームに巻き取ります。

織機によって、どんどん生地ができていきます。

・検査 折畳・

織物を検査し、折りたたみ、必要に応じて欠点箇所を修正します。

人の手による丁寧な検品、補正

参照:

混紡用のオーガニックコットン原料

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